病気と私 50 股関節の治療

誤字脱字等、その他本文のおかしなところは、随時修正していくつもりです。

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よろしくお願いします。


1997年(30歳)

----- 仙台 -----


東京から実家に戻った時は、月に1度は仙台の西多賀病院に通院して、血液製剤の処方と、検査を受けていた。

町の診療所に勤務するようになり、通常の製剤の処方と検査は診療所でお願いするようにはなったが、それでも月に1度は西多賀病院へ通院し、診察と検査を受けていた。


土曜日は、一般の外来受診は受け付けていなかったが、私の主治医は、入院中の血友病患者も一人で受け持っていたため、土日関係なく、ほぼ毎日病院に来ていたので、土曜日でも診察をうけることができた。


障害児施設に勤務するようになってからは、施設の嘱託医にお願いして製剤を処方してもらい、検査や整形外科的なことは、西多賀病院にお願いしていた。


施設の嘱託医は、精神科医であったが、私が出会った精神科医の中では、最も信頼のおける医師だった。私がこれまでに学んだことの全てを理解してくれていたし、カウンセリングを主体とした治療を行い、薬は極力使わないといった、私にとっては理想的なセラピストでもあったのだ。


先生は、患者のライフスタイルを第一に考えた福祉サービスと独自に行っており、私はむしろ、施設で働くより、先生の元で仕事させてもらいたいといつも考えていたぐらいだ。


家族が妻の実家に越して、それぞれの新しい生活がスタートした後、私は一人で自分の面倒をみなくてはいけなくなったため、状態の悪かった足を少しでも良くしようと西多賀病院の主治医に何かいい方法はないかを相談した。


整形外科の先生の意見を一緒に聞きましょうということで、診察の予約を取った。

整形外科の先生も、私が小学校の低学年の時からずっと自分を診てくれていた先生で、この先生は、何でもストレートにしか話さない人で、口は悪かったが、とても信頼のおける先生だった。


関節の状態を考えれば、人工股関節置換術が最も有効で妥当な治療だが、年齢を考えるとそれはまだやりたくないということだった。


それ以外の治療法では、加重をかけない状態での安静を保つことであったが、それには、3ヵ月~半年クールの長期入院が必要だった。

私は今仕事を辞めて治療に専念するわけにはいかなかったので、それは困ると話をした。


整形外科の先生も、色々と考えてくれて、関節空内注射とリハビリを行うことにより、関節の動きを少しスムーズにしてみてはどうかと提案された。


私は、職場で取れる病休の範囲でやれることなら、お願いしたいと頼み、1ヵ月の入院治療を職場に相談することにして、先生から診断を書いてもらった。


治療の一番の目的は安静だった。

関節腔内注射は、針が骨などの余計な部部にあたると出血が起こるということで、最初の一回はX線透視を行いながら慎重に行い、二度目からは、針を刺す位置にマジックでぺけ印をつけておき、同じ場所から同じ角度で刺していた。


止血管理は主治医の先生に任されていた。関節腔内注射の1時間前には第8因子製剤を使い、出血の予防を行った。

久しぶりに、自分で注射をしなくてもいい環境は、とても楽で良かった。

そして、製剤の止血効果が最も高い状態でリハビリを受けた。


リハビリの先生も、私が小学生の頃から居た先生で、見知っていた先生だった。

小さい頃は、リハビリに通っている友達がとても羨ましかった。具合が悪くて入院しているのにおかしな話だが、ようやく自分がそちら側の患者になれて、なんとなく嬉しかった。


リハビリの先生は、子どもの頃、友達があの先生が一番怖いんだと言っていた先生だったが、普通に優しくていい先生だった。


順調にリハビリが進んでいき、レントゲンの状態ではほとんど変化はなかったが、嵌って引っかかるということが次第になくなっていった。


そして、この治療が終わった後、整形外科の医師から、両腕への影響が大きすぎるので松葉杖の使用をやめること、股関節がすでに限界を超えていることの説明を受け、人工股関節の適用年齢になるまで、なんとか股関節を維持することを目的とし、退院後は車椅子を使用するということを条件に、退院の許可がおりた。


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